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『赤ちゃんをさがせ』 青井夏海著 東京創元社 1800+税
◆本邦初?! 開業助産婦が探偵のミステリー
REBORNコメント
「おかあさんをさがせ」「おとうさんをさがせ」「あかちゃんをさがせ」という3部構成になっている。この本のジャンルは、実はミステリー。なんと、駆け出しの出張開業助産師が探偵役になっている。助産師が探偵なんて、本邦初じゃないだろうか。たしかに助産師の回りには事件がいっぱい。弁護士や医師と並んで、刑法の守秘義務に名前を連ねているくらいだ。かように、人様の秘密にご縁のある職業といえよう。
主人公の陽奈ちゃんは助産師3年目で、出張開業届けを出して3ヶ月の駆け出し。現代っ子でなかなかいい味をだしているが、脇を固める先輩助産師聡子さんや、「安楽椅子推理」でみごとに謎を解いていくカリスマ伝説助産師明楽先生もかっこいい。無理難題の自宅出産の謎を解きながら、無事に安産に導いていく。文中のディティールはかなり正確。それもそのはず、「歌うお産」で有名な神奈川県ののぞみ助産院の院長以下スタッフが、バッチリ協力している。現在第2弾を執筆中との情報もあり。
(REBORN・三宅はつえ) 著者・青井夏海さんのインタビュー
本のオビから 「私も今度は自宅出産にしようと思いました・・・・・倉知淳」
『スタジアム 虹の事件簿』の著者が七年ぶりに放つ連作ミステリ! 謎の裏には意外な事実。 人の心の不可思議さを解き明かしながらも、どことなくユーモラス。
そして題材が神秘的(特におっさんにとっては、ね)。 こういう小説を読めるのは、とても嬉しいことですね。 倉知 淳(おっさん代表) 目次
第一話 お母さんをさがせ 第二話 お父さんをさがせ 第三話 赤ちゃんをさがせ 解説 河出正樹
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