『妊娠・出産ケアガイド――安全で有効な産科管理』マレー・エンキン、マーク・J・N・C・キアース、メアリー・レンフルー、ジェイムズ・ニールソン著 北井啓勝監訳
 医学書院 1997 ¥3900+税
[原書名:A Guide to Effective Care in Pregnancy and Childbirth〈Enkin, Murray;Keirse, Marc J.N.C.;Renfrew, Mary;Neilson, James〉 ]

REBORNコメント
 従来の産科学ガイドブックは特定の専門家の意見が書かれていたが、この本は、証拠に基づく医学 evidence based medicine の考え方に基づき、統計から得られた情報によってお産のケアを検証している。しかも、世界中の研究で得られたおびただしい数の統計の中から信頼度が高いものを厳選し、複数の研究結果を総合的に吟味して結論を報告している。これは、専門家は持たないわけにはいかない本。 おすすめ本というより、もはや身近に置きたい辞書に近い存在。 (河合蘭・REBORN)

 


内容
 英国のコクレイン共同研究(Cochrane Collaboration)による,無作為対照試験を集成した産科臨床の治療指針。EBM(Evidence Based Medicine)の考え方を応用し,統計調査から得られた結論に基づいて客観的に書かれている。MEDLINEデータベースや1950年発行以後の主要な60雑誌についての組織的な調査,また18か国4万人を越える産科医と小児科医の研究が本書の基盤となっている。   

目次
第1章 基本的なケア
1. 妊娠・出産の効果的ケア
2. 妊娠・出産のケアの評価
3. 妊娠・出産における社会的,財政的,心理的サポート
4. 母親学級
5. 妊娠中の生活スタイル
6. 妊娠中の食事療法
第2章 スクリーニング
7. 標準化されたリスクの点数化
8. 妊娠中の超音波検査
9. 先天奇形のスクリーニング,他


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