『性と生殖の近世』 沢山美果子著 勁草書房 3675円 ISBN4-326-65307-8

◆女性が生きた現場から近世に光を当てる女性史専門書

身体をジェンダーとセックスの接点として捉え、近世の性と生殖を明らかにした研究書。性、妊娠、間引き、出産などが、男性や共同体、藩などの支配層、身体観や生命観とどのように絡み合っているのか、歴史的史実に基づいて丹念に描かれている。読みごたえのある専門書だが、前著『出産と身体の近世』(勁草書房)とあわせて読むと理解しやすいだろう。

(REBRON 白井千晶)


オビより
性関係、避妊、受胎から出産、産後までのプロセスを女性たちの生きた現場から捉えなおす。生命の安全と存続を求める人々の努力の諸相。

著者プロフィール
沢山 美果子
1951年福島県に生まれる。1979年お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科人間発達学専攻修了、学術博士(お茶の水女子大学)。現在、順正短期大学幼児教育科教授。日本教育思想史、女性史

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性と生殖の近世


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