『世界に学ぼう!子育て支援―デンマーク・スウェーデン・フランス・ニュージーランド・カナダ・アメリカに見る子育て環境 』 汐見稔幸編著 フレーベル館 1,890円 ISBN4-577-81163-4
◆海外の子育て支援に学ぶ
タイトルの6カ国の、育児支援・家族支援に関する法律・制度、託児・保育のシステムがまとめてある。現地レポート、写真、資料、コラムが豊富でわかりやすい。社会における子育ての位置づけのバリエーションが一目瞭然。教育学、社会学などの専門家が分担執筆しており、単なる資料集や読み物で終わらない贅沢もあり。
欲をいえば、アジアの国々、東欧やロシア、オセアニアでどのようなシステムになっているか知りたかったところ。
(REBRON 白井千晶)
はじがきより
「子育てを社会的にサポートしよう!」という動きが国内で高まりつつあります。そして世界には、すぐれた施策や市民活動を展開している国々が多数存在します。本書では、デンマーク・スウェーデン・フランス・ニュージーランド・カナダ・アメリカの6か国を取り上げて、社会背景とともに育児理念・法制度・保育サービスの種類などを紹介。これからの子育て支援、社会のあり方を考えるうえで役立つ情報満載の1冊です。
目次
デンマーク
親参加が義務づけられる運 営協議会/普遍主義とノーマライゼーションを理念に
スウェーデン
世界一の女性就業率を支える保育サービス/1歳までは育児に専念
フランス
卓越した家族給付と保育 ・教育システム/2時間の昼食とふんだんな休暇
ニュージーランド
疑似バウチャー 制度による保育支援/伝統的な暮らしぶりと増加する離婚
カナダ
市民活動に支えら れる子育て支援/厳しい生活状況と高い女性の就労率
アメリカ
保育行政の遅れを補う民間の体制/保守的な育児観と軽視される保育
編著プロフィール
汐見 稔幸
東京大学教育学部卒、同大学院教育学研究科博士課程修了。駒沢大学を経て東京大学教育学部へ、現在同大学大学院教育学研究科教授。専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学。三人の子どもの子育てにかかわって男性の育児参加、家庭参加の大事さを実感。男性の育児・家庭参加を呼びかけている。今は、幼児教育の重要性を世間が認識できる社会をつくるために何をなすべきかを模索中。
大枝 桂子
早稲田大学教育学部教育学科社会教育専修卒。1994年に「平成育児INGライフ研究所」設立。現在、育児支援者のための情報誌『るーぷる』(子ども劇場全国センター)の編集の他、主に育児・教育関係の出版物制作にかかわる。(有)大枝プロディール代表。
執筆協力
山本真美
船橋恵子
池本美香
福川須美
上垣内伸子
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