REBORN ARCHIVES

『出産革命のヒロインたち―アメリカのお産が変わったとき―』 マーゴット・エドワーズ、メアリー・ウォルドルフ著  河合蘭訳   メディカ出版 1997年  ¥2,940(税込)   ISBN978-4895734165??[?¶?????§RECLAIMING BIRTH : History and Heroines of American Childbirth Reform??Edwa

◆REBORNの大先輩であるすごい女性たちの軌跡

REBORNスタッフの訳書です

この本を訳した理由は、私が自分の仕事に大きな影響があったアメリカの自然出産情報が、いつ、どんな背景で、どんな人達によって紡がれてきたのかをどうしても知りたかったからです。その気持ちを、米国にある出産・育児専門の書店に話してみたところ、オウナーが紹介してくれたのがこの本の原著です。

私がこの本から学んだものは、はかりしれません。20世紀という時代は、生産性を追求して地球を汚してしまった時代でしたが、この世紀を象徴する超大国・アメリカでは、意識のなくなる痲酔でこんこんと眠る女性から自動車工場のように赤ちゃんをとりあげていました。それが近代的なお産だったのです。そんな時代と場所で、子供を産む女性たちは、いつも自分のからだから、子供から、「これはおかしいのではないか」と疑問を感じ取って問いかけをおこなってきました。彼女たちの勇気、愛情、そして仕事への情熱には、国も時代も超えて胸が熱くなります。

REBORNのメインテーマとも言える「女性が中心のお産」という考え方は、まさにここがルーツです。ぜひ、この源流の風景に触れて下さい。

(REBRON 河合蘭)


出版社ホームページより

アメリカでの自然出産の歴史を、新聞・雑誌・医学文献を調査して詳細に解説した書。歴史的人物にインタビューを重ね、出産革命の足跡を時代背景を踏まえて丹念に辿っている。お産に関わる人々・指導者に最適の啓蒙書。

目次

第1章 自然出産、不自然出産 1930〜1950
病理としての出産
シカゴ・マタニティ・センター
フロンティア・ナーシング・サービス
ニューヨークのマタニティ・センター協会
マーガレット・ガンバー バース・エデュケーターの草分け

第2章 抵抗の嵐 1950〜1970
エリザベス・ビングとラマーズ法
自然出産をめぐる闘い
マージョリー・カーメル
ASPO―アメリカ精神予防性無痛分娩協会
悲惨な産科病棟
レスター・ヘーゼル あなたが望むものを

第3章 母乳の衰退と復興 1900〜現在
夏の病
育児指導専門家の君臨と母親の自信喪失
ナイルズ・ニュートン 医学の母乳神話に挑戦した科学者
ラ・レーチェ 豊かな母乳と安産のレディたち
母乳とセックス
母乳哺育と母親の罪悪感
母乳と働く母親
蜂起

第4章 産科テクノロジーの長い物語
ドリス・ヘアー ロビィスト
バンタとサッカー 分娩監視装置の効果は?
ブラックビル 薬剤の長期的影響
マリースカインド 帝王切開、究極の産科テクノロジー
リーベスカインド 超音波の安全性
イギリスにおけるハイ・テクノロジー出産への抗議
シーラ・キッツィンガー 壮麗な儀式
会陰切開の政治学

第5章 助産婦論争
古い助産婦と新世代の助産婦
レイヴン・ラング 非公認助産婦
カリフォルニアの助産婦逮捕 1974〜1982
助産婦逮捕のその後
ナッシュヴィルの物語
病院内外のバース・センター

この本が買えるページ amazon.com
出産革命のヒロインたち―アメリカのお産が変わったとき


このジャンルの書棚に戻る お産図書館INDEX