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『助産婦が行う不妊症ケア−IVFの現場から』 鈴木雅洲監修著  2000年 メディカ出版   ¥ 4,410(税込)   ISBN978-4840400220

REBORNコメント

 とりわけ助産婦の看護に視点をおき、不妊症患者の気持ちをどう理解し、治療の継続や中止の意思決定、妊娠に至らなかったときの絶望からの回復など、心理面での迷いや不安をどのようにサポートすべきかをまとめた本」(巻頭言より)。
近年、不妊カウンセラーやIVFコーディネーターへの役割に期待が寄せられることからわかるように、治療の達成だけでなく、情報の提供やインフォーム ド・コンセントのあり方、心理面のサポートなどがトータルに求められている。本書では基礎医学から不妊症ケアの実践、カウンセリングの現状までがまとめら れている。不妊治療および婦人科にかかわる、助産師をはじめとする専門家にぜひ読んでほしい。

 (白井千晶・REBORN)


内容
不妊症治療は、日々高度化し、妊娠の可能性を広げている。本増刊は、最新の不妊症治療の知識を網羅するとともに、まだ始まって間もない不妊症患者の心理面 のケアを重点的に取り上げている。不妊症患者のカウンセリング法など、患者との接し方を具体的に解説している。 監修者は医療法人社団スズキ病院理事長 鈴木雅洲氏と、医療法人社団スズキ病院看護婦長 八木橋香津代氏。

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助産婦が行う不妊症ケア―IVFの現場から


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