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『続・はじめてであう小児科の本』 山田真著  柳生弦一郎 画  福音館書店 1992年  ¥2,415(税込)   ISBN978-4834011012

REBORNコメント

第1巻「はじめてであう小児科の本」では、著者の山田先生が診療所でよく出会う病気が中心でしたが、続編では第1巻で取りあげなかった先天性の心臓病や遺伝による病気など難しい病気、珍しい病気についてわかりやすく説明されています。

そのほか、ぜひ読んで欲しいのが、病気の看護法。熱があるときはお風呂に入れてもいいのか、3食きちんと食べさせた方がいいのかなどなど、ご自身の経験やWHOの「コミュニティーヘルスメーカー」の家庭看護を紹介しながら、看護のコツが紹介されています。

(REBRON 淺井 明子)

同じ著者の本『はじめてであう小児科の本』


カバーから

深い経験と知識をもとに、子どもの身体や病気のこと、そのほかいろいろとためになることがわかりやすく書かれています。

まえがきより

この本は、いざというときに初めて開くのではなく、ふだんあなたの子どもさんやお孫さんが元気でなんでもないときにあらかじめ読んでおいてくださると役に立つと思います。読み物を読むようなつもりで肩の力を抜いて読み進めていただければ、それはわたしの願いにぴったりそっていただけたということになります。

目次

第1部 からだのしくみと病気(心臓の病気、肝臓の病気、内分泌(ホルモン)の病気、小児ガン、外科的病気、スポーツによって起こる病気、遺伝による病気、目の病気)

第2部 病気の周辺から(子どもの気になる行為、多動とは何か?、病気の看護法、卵とアレルギーと予防接種)

小さな診療室から−長いあとがき

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はじめてであう小児科の本 (続)


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