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『わたしがあなたを選びました』 鮫島浩二著  絵・植野ゆかり 主婦の友社  ¥924(税込)   ISBN978-4072400173

REBORNコメント

雑誌に掲載され、多くの反響を呼んだ詩が絵本になった。 「おとうさん、おかあさん、あなたたちのことをこう呼ばせてください」で始まる、おなかの赤ちゃんが語りかける言葉のひとつひとつが心にしみる。著者は、 妊婦さん自身が主体になるお産を日々実践している産科医。妊婦がおなかの赤ちゃんをもっと実感して欲しいと考えを巡らせていたときに誕生した詩だという。

(REBRON 三好菜穂子)


著者あとがきから

8年前、リーブ法という、中国の気功を取り入れたお産を始めた際、妊婦さんたちが、お腹の赤ちゃんをもっと実感できる方法はないかと思いをめぐらせていたときのことです。その夜も、家族が寝静まってから、部屋で一人考えていました。しんと静まりかえった、真っ暗な空間。「お母さんの子宮の中は、こんな感じなのだろうか」 そう思った瞬間に、次から次へ、言葉があふれ出てきたのです。このとき生まれたのが、「私が貴方を選びました」です。

著者プロフィール

鮫島浩二[サメジマコウジ]
産婦人科医。東京医科大学卒業後、東京警察病院などを経て、現在中山産婦人科クリニック(埼玉県熊谷市)副院長。妊婦さん自身が主体となるお産を実践している。また、お産の現場にアロマテラピーを導入するための啓蒙活動や、親と子を始めとした、人と人との絆づくりを助ける活動なども積極的に行っている。雑誌「マタニティー」(婦人生活社)に、「安産への処方箋」を好評連載中。18歳を頭に3男の父

植野ゆかり[ウエノユカリ]
多摩美術大学卒業後、イラスト、グラフィックデザインの仕事を手がける。10歳の長男を頭に、3男1女の母

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わたしがあなたを選びました


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