REBORN ARCHIVES

『おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと』 池川明著  絵・高橋和枝  リヨン社 2002年  ¥1,050   ISBN978-4576021539

◆産婦人科医の聞き取り調査をもとにした体内記憶の証言集

1〜6歳までの子どもにきいた「おなかの中にいたときのこと」「生まれたときのこと」の記憶。子どもの言葉と、その時の状況や実際のお産の様子など、お母さんのコメントもあり、やわらかなイラストが添えられています。子供たちの言葉にはとても驚かされます。妊娠中にお母さんが見たこと感じたことも、ちゃんとお腹の赤ちゃんは知っているし、感情があることも教えてくれます。生まれてきたとき頭が痛かったこと、まぶしかったこと、ドキドキしたこと・・・・それぞれほんの一言なのですが、「もと赤ちゃんたち」の言葉は心にずんずん響きます。

B6版の絵本のような小冊子なので、短時間で読めます。プレゼントにもぴったり。これから妊娠を考えていらっしゃる方、妊娠中の方、もちろん育児中の方にも読んで欲しい本です。読み終えたあと、妊婦さんが安心して楽しくいられますように、そしてお産は優しくあってほしいと改めて思いました。

(REBRON 熊手麻紀子)


オビから

体内記憶がある子53%、出産時の記憶がある子41%
こどもたちが話してくれた不思議な「記憶」の世界
「おなかの中でいつもおどっていたんだよ」「ママの声いちばんよく聞こえたよ」「くるくる回ってどぼんっていちゃたんだ」

著者プロフィール

池川明 いけがわ・あきら
1954年東京都生まれ。帝京大学医学部大学院卒。医学博士。上尾中央総合病院産婦人科部長を経て、1987年横浜市に池川クリニックを開設。現在に至る。2001年9月、全国保険医団体連合医療研究集会で「胎内記憶」について発表したのが、新聞などで紹介され話題となる。現在、お産を通して、豊かな人生を送ることが出来るようになることを目指している。

<著者からのメッセージ>
お子さんやご自身で「胎内記憶」をお持ちの方がいらっしゃいましたら、下記クリニックまでFAXまたはメールで情報をお寄せください。

池川クリニックaikegawa@seaple.icc.ne.jp
〒236-0035 横浜市金沢区大道2-5-13
 電話 045-786-1122/ FAX 045-786-1125

池川クリニックホームページ
http://www1.doc-net.or.jp/~ikegawa

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おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと


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