ある近代産婆の物語ー能登・竹島みいの語りより
西川麦子著
桂書房 1997年
REBORNコメント
文化人類学の研究者である著者が、明治39年生まれの石川県門前町の助産婦、竹島みいさんのライフヒストリーを、長年に渡って聞き、周辺調査と膨大なる文献や統計などを踏まえてまとめた1冊。
情報量の多さ、丹念な研究、分析はみごと。その柔らかな文章で、読み手をひっぱっていく。「近代産婆」は、ひと時代前の助産婦のあり方ではあるけれど、それまでの伝統的な出産を確実に変えていった存在だったのだ。
(REBORN きくちさかえ)

