ビデオ これからの乳房ケア
フムフムネットワーク作・出演 (有)ブリッジ製作
VHS40分
ビデオ これからの乳房ケア
乳房のケア<BSケア>の基本技術とその原理を、アニメーションと実演で紹介している25,000人の女性の声から編み出され開発された、指先のソフトで軽やかで繊細な動き。痛くなく、気持ちがよく、どんなトラブルにも対応でき、技術の習得が簡単とうたっている。技術の紹介ではあるが、見ていてあったかい気持ちになるビデオで、製作者チームの人柄が表れている。女性の体におきている現象をありのままに受け入れる心の持ちようと、「助産師の役割」という根っこの部分から語っているのも特徴的。乳房ケアに携わる方はもちろん、助産学・看護学教育に携わる方にもお勧めしたい。
(REBORN 熊手麻紀子)
製作者の紹介
●フムフム(Fukuoka Midwives Female & Male=FM2)ネットワーク
フムフムネットワークは、自由で主体的に人生を選択しようとする女性たちへの支援と連携を深めるため、1994年、福岡で熱い助産婦が中心となって結成しました。講演会や学集会、「世にも珍しいマザークラス」の開催、性教育等、「生きること」を支える活動を行なっており、「オムツde NET」という育児サークルも誕生しました。ニュースレターやメーリングリストもあり、興味のある方なら誰でもどこでもいつでも参加できます。
●製作者のおひとり めぐみ助産院 寺田恵子さんより
助産師が助産師らしい活動をするためには、技を持つことの必要性を強く感じている開業助産師です。乳房ケアの技をお伝えしたく全国行脚をしています。母乳に関する学習会があちらこちらで開催されるようになり、エビデンスに基づく情報が伝達されるようになり大変嬉しく思います。助産師はそれらの知識をもとに活動できる場面が増えてきていますが、乳房の現象に対しては”その場”で解決できる技を持つ必要があります。授乳中の母親は、乳房に異変が生じた場合何も手につかなくなります。乳汁は排泄物ですので、もしも乳腺が詰まったりしたら尿や便が突然でなくなる状態に等しい状況になります。母乳外来などの窓口は増えたけど結局乳房には触れてもらえず赤ちゃんのすわせ方や抱き方・自分で行うやり方を教えてもらっただけで解決できず困り果てましたという母親の声を何度も耳にしています。母親に侵襲を与えるような痛いケアであればしないほうがよいでしょう。しかし痛くないケアでその場で現象を解決できたらどんなにか母親を支援することになるでしょうか。助産師は、お産の時にもおっぱいにも温かい手を添えることができてこそ助産師と認めてもらえると思います。そして胸を張って助産師と名乗れるためにも技を身につけるべきとも思います。
BSケアセミナー(児の母乳吸啜メカニズムに基づく乳房ケアセミナー)はそんな思いに賛同してくださる皆様にお伝えしている乳房ケアです。BSケアはただの技術論ではなく助産哲学をもつ技です。BSケアを身につけることで助産も変わったという感想もいただけるようになりました。

