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おばあちゃんのうちにお掃除に行く 2006/01/12

あけましておめでとうございます。
お正月はみなさん、いかがお過ごしでしたか?

私のお正月、それは何もせずに過ぎて行きました。
大晦日から下の息子の元気がなくなり、どうしたのか?と思っていたら、
案の定元旦から熱と咳。
その状態が5日ほど続き、その間行ったところといえば、救急病院とクリニックだけ。
さみしいお正月…。
でも、ま、おかげで何も考えず、ゆっくりさせてもらいました。
となりでぐっすり、眠らせてもらえましたし。

さてさて、おとといから小学校が、昨日から幼稚園が始まり、
すっかり忙しい日常が戻ってきた私です。
そして今日は、ちょっとお仕事をしてきました。

そのお仕事とは、おばあちゃんの家のお掃除なんです。
血のつながった祖母ではなくて、まったくの他人のおばあちゃん。
友人からの紹介で、家事手伝いに行くようになって1年になります。

85歳の、そのおばあちゃんは、とにかく話好き!
最初から最後まで、しゃべり続けてる。
私が掃除機かけてる間も、とにかくしゃべり続ける。
この間、のどにポリープが出来て手術をしたのだけれど、
退院したその日から、かなりしゃべってた(一応控えめに)。
とにかく、豪快で面白い人なんですよ。

太っ腹で、明るくて、お人よしで。
そして運のいい人。運を自分で引き寄せて生きてきたような人。
心がキレイで、裏表がなくて。
それに私はすごく助けられているのです。

そのお宅へ行って私が何をするのかといえば、まず掃除機をかける。
掃除機って、すごく力を使うんですね。
だから、お年寄りにはすごく大変。
それから必要があれば、洗濯をしたり、布団を干したり、窓を拭いたり。
基本的には、「してほしい」と言われたことをするわけです。
そしてお昼になったら、ご飯を作って一緒に食べる。

今日は、おばあちゃんがおととい作った酢豚と、昨日作ったクリームシチューを
ご馳走になりながら、またもやいろんな話を聞いてきました。
85歳だけあって、いろんな話を知っている。というか、すごい人生を生きてきている。

このおばあちゃん、長野で生まれて、友人がみな製糸工場に働きに行く中、
看護婦になりたいと周囲の反対を押し切って進学。
一人で産婆さんのところに住み込み、学校に通った。
そして看護婦と産婆の免許を所得。
5年ほど横浜の病院で勤めていたのだが、その間に戦争が激しくなり、
結局長野に帰ることになる。
そこで小学校の代用教員を頼まれ、その後養護教員としても働いたという
なんともやり手な女性なのです。

しかし驚いたのは、おばあちゃんが産婆の免許も持っていたということ!
なんという縁。
インタビューさせてもらって、記録に残したいくらい。
昔の長野。そこでのお産はどのようなものだったのか。産婆さんの仕事ぶりは?
いつか、改めて話を聞かせてもらおうと思います。

今日は、横浜で勤めていた病院の頃の話を聞きました。
女郎屋がまわりにいっぱいあって、女郎や男たちが患者でたくさん来たこととか。
横須賀にも女郎屋がずらっと並んでたよ、と。
いつごろ?と聞くと、「最近だよ」と言いました。
85歳の「最近」っていつ??

11、12歳の娘たちが、田舎から売られてくる。そして女郎屋で洗濯や掃除をする。
年頃になってお客を取るようになっても、食事代や衣装代、髪結い代を引かれてしまうから、手元にはいくらも残らず、足を洗うことが出来ない。
そんな時代があった。
貧しくて、人が売られたり買われたりしていた時代が、
私たちが生まれてくるほんの少し前に。

おばあちゃんの話を聞いていると、知らない時代に生きた人々の映像が
心の中でリアルに動き出して、圧倒されてしまいます。
「へー」とか「ほー!」とかを連発しながら、毎回話に聞き入ってしまう私なのです。

このおばあちゃんのことは、また今度書きますね。



























夏の思い出 2005/10/15

おー、またまた日記がご無沙汰しておりました(この間と書き出し一緒だってば!)。
この前、日記を書いたのが7月!
な、なんて月日が経つのは早いんでしょう、全く…。
あれから季節は流れ、もうすっかり秋じゃないですかっ!

夏休みは子どもたちをつれてプールや海に行き、足の指まで真っ黒に日焼けした私。
夏休みに何をしたか振り返ってみると、
プールで泳いだ、海で遊んだ、実家に帰った、町内のお祭りで夜遅くまで遊んだ、
花火を見た、サッカー日本代表戦を観た(テレビで)、コンサートに行った、
CAPの講演会に行った、海の家でジェンベのワークショップに参加した…。

そうそう、葉山の海の家「海小屋」で受けたジェンベのワークショップは、
本当に楽しかった!
ジェンベというのはアフリカの太鼓のこと。知ってますか?
砂浜でノリノリで太鼓をたたいて、そのあと沖縄風タコライスの夕ご飯を食べながら、
ワークショップの先生のライブを楽しんで、ああ贅沢、贅沢。
めったに聴けない生の演奏の迫力に驚きながら、子どもたちもじーっと集中して
聴いていました。

誘ってくれた友達が「夜遅くまで子どもたちを連れまわしちゃってごめんね〜」と
さかんに言っていたけれど、こういう特別な日も大切。
普段は規則正しく早く寝かせるけど、時々はこんなお楽しみもありだよ〜。
遠い外国の太鼓をたたいて、海の家でご飯を食べて、生演奏を聴いて。
ほんと、いい経験をさせてあげられた1日。
こういう日が一番うれしい。そんな素敵な夏のしめくくりになったのでした。

そうそう、もうひとつありました。夏のできごと。
紙リボーンの編集を始めて担当したのです!
紙リボーンというのは、私たちREBORNスタッフが発行している「優しいお産をめざす
情報誌」のこと。年に4回発行しています。
初めて原稿集めや校正をして、何よりも感じたこと。
それは、原稿の締め切りを守ることの大切さ!!
今までイイカゲンだった自分を反省しました。ごめんなさい。

私に編集なんて出来ないよぉと弱気にもなりかけましたが、
「自分に出来ないことはやってこない」という、精神世界のどの本にも書いてある
言葉を自分に言い聞かせて、引き受けてみました。

結果は、やってよかった。
抜けてたところ、まだわかっていないところはたくさんあるけれど、
ひとつ、新しい経験ができました。
これからも頑張っていきますので、ぜひ紙リボーンをよろしくお願いします。

いろいろ考えていたら、書きたいことがたくさん出てきました。
子どものこと、幼稚園のこと、日々のこと。

これからは、しょっちゅう更新できればいいなあ。
楽しみにしていてください。













幼稚園で夏祭り 2005/07/16

おー、またまた日記がご無沙汰しておりました。
毎日が過ぎていくのって、本当に早い。
そしてつくづく、自分がWEB向きじゃないことを感じる私…。
コンピューターを開けるのって、大変じゃないですか?(私だけ?)

とにかく月日は流れ、もう夏!
今日は幼稚園の終園日で、夏祭りが行われました。

バザーはお客様をお迎えすることがメインですが、
この夏祭りは在園の子どもたちとその家族のためのお祭り。
お母さんたちがおいしいご飯やおやつを用意して、夏の1日を楽しみます。

朝、子どもたちはワラのリースに好きな花を挿した花冠をかぶって登園してきます。
うちの子は、ベランダのプランターで育てた黄色い花と、
外で摘んできた白い野花を挿して花冠を作りました。
3回目の夏祭りで、一番かわいい花冠だったかも。うふふ。

甚平を着て、花冠をかぶって、ぞうりをはいて、
それで電車にのって幼稚園に行くわけですが、
それってちょっと恥ずかしくない?って大人の私としては思ってしまうのです。
さすがに小学校3年生のお兄ちゃんは、「自分もやりたい」とは言わなかった…。

でも下の子は違うんですね。
ただ、ただ、うれしい。
甚平さんを着たことがうれしい。自分の花冠がうれしい。
花冠も喜んでかぶって行きました。

幼稚園に着くと、まず大人も子どもも部屋に入り、ライゲンをします。
ライゲンというのは、みんなで輪になり、歌とリズムに合わせて踊ること。
季節や自然の有り様を動きで表現するものです。
幼稚園では、毎日ライゲンの時間があります。

夏祭りにするのは漁師が魚をとる様子を表現したライゲンで、そのライゲンが始まると
「もうすぐ夏祭りなんだな」と子どもたちがわかるようになっています。
毎年、同じ時期に同じことがくりかえしやってくる。
そのリズムが子どもへの覆いとなり、子どもが安心して育っていける環境になると
シュタイナー教育では考えられています。

ライゲンが終わると、庭でゲームと食事を楽しみます。
スイカ、とうもろこし、枝豆、巻き寿司、和風デザートが今年のメニュー。
私は早起きして、巻き寿司を作って行きました。
中身は煮たしいたけとかんぴょう、キュウリ、たくあん、ゆでた人参。
びくびくしながら巻いたけど、どうにか完成しました。おいしかったですよ!

ゲームは、クッキーの魚つりと的あて、それから車引き。
ひもがついている木の車にミニトマトが乗っていて、それを早くひっぱる競争をするのです。

みんなでわいわいゲームを楽しんで、おいしいご馳走を楽しんで―。
庭の木陰にそよぐ風が気持ちよくて、わたしは「おいしいねー」「たのしいねー」と
何度も言ってしまいました。

8人しか子どもたちがいない幼稚園。
子どもたちがそんなに少なくて、お友達との関係は大丈夫なの?
たくさんの子どもたちとであわせてあげたいのよね、と言われることもあります。

でも、8人の子どもたちの、深い深い毎日の関わりを見ていたら、
わたしはこの幼稚園に息子を入れて本当によかったと思えるのです。

きょうだいのように、家族のようにお友達や先生と関われた日々は、
きっとこれからも息子や私たち家族を支えてくれる財産になるんじゃないかな、って。


食事が終わったら、子どもたちが描いた水彩画を筒状に丸めて作った提灯に火を灯し、
歌を歌って、夏祭りが終わりました。

ああ、思い返してみたら、幼稚園生活で最後の夏祭り。
「最後の」がたくさんの年長さんの日々です。

大事に、大事に味わって、毎日を過ごしていこうと思います。
















過去の日記
2005/06/07 自転車デビュー
2005/05/03 月のこどもサロンへ
2005/04/23 たくさんのお父さん・たくさんのお母さん
2005/04/14 幼稚園が始まった
2005/04/09 プレーパークで、焚き火体験
2005/04/05 春・進級
2005/03/20 春ですね
2005/02/05 今までで一番のしあわせ






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