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大腰筋エクササイズ 2005/06/16

『大腰筋』というインナー・マッスルがテレビや雑誌で話題になっていますが、わかりやすい名前の筋肉です。今や夜な夜なたっぷり半時間もヨガする人になっている私は、「どうれ」と大腰筋のエクササイズもやってみました。「その場で足を90度上げて足踏みを200〜300回」とか、寝て10回足を上げ下げしたりするものです。

ヨガ、空手、大腰筋のエクササイズは、それぞれ使う筋肉は近く健康法ととらえ得ます(空手はちときついですが、まあ、そうとらえられないことはない)。が、まったく違った思想があることが浮き彫りになり、おもしろいです。

面白さで言うと、大腰筋エクササイズは「誰にでもできる」を追究したせいか、単調な繰り返しなのでち−とも面白くありません。ヨガのような快楽物質も出ないので、ヨガをしている人には、ご褒美がない感じ。効果が体型、体力についてのみ説かれているところも、何かこう、即物的でロマンがない。

その点ヨガは、世界平和などを夢見ていますので、壮大なロマンがあります。

その代わり、ヨガはその精神性ゆえ「宗教的でついていけない」と思われたりします。ポーズも、「な、なにしんての‥‥アンタ」と慣れない人をギョッとさせるものが。

空手に至っては、あやしいばかりか、怖がられます。

四方を敵に囲まれながら素手で敵を打ち砕く技ですから大変なロマンですが、これは、まったくもってご家庭向きではありません。狭い家の中で練習すると、家族をどついてしまったりして迷惑きわまりない。上級者の真剣な気合いなんかを聞いた日には、もう。

このように考えると、あやしくもなく、怖くもなく、畳一畳もあればできて、音もしない大腰筋エクササイズは、誠に現代人にふさわしい洗練されたものです。

でも私は、やっばりロマンがないとだめみたい(もちろん、大腰筋エクササイズもよくできていますが!)。


クールビズこそ少子化対策 2005/06/10

雨。暑苦しい日があまりなくて、「ノーネクタイ、ノー上着=クールビズ」のテレビ写りがいまいちだ。でも、期待しています。日本はもはや亜熱帯気候なのですから、あの夏のビジネスマンの服装は本当にお気の毒です。

また、私のような商売の者は、スーツに合わせてきつく冷房したオフィスにいる女たちを心配せずにはいられません。ふつうに夏の格好をする自由がある女性にとって、夏のオフィスは身体の芯まで冷える場所。帰宅後、身体をあたためるアロマテラピーやら入浴剤やらをしてみても追いつかず、冷たい足してなかなか寝付けない人もいるのです。

「冷え」は、妊娠したいと思っている女性も、妊娠させてくれません。少子化が進んだという話題は「国のことを考えて産んでくれないと困りますなあ」などと女性には聞きたくない、絶大な逆効果がある発言が繰り返されるだけ。でもクールビズは、とってもよいと思います‥‥もし、ほんとに冷房が弱くなれば。

それにしても、もう少し見栄えのいいクールビズがテレビに映るといいな。ここは、日本中のスタリストさんが立ち上がり、政治家、財界人についてほしいところ。私は、アジアンなテーピングのあしらいがあるスタンドカラーシャツとか、渋色のビンテージものアロハなんかすごくいいと思うんですけど。


エレベーターに乗っていた大根 2005/06/09

ぬか漬けがおいしくなって漬け物を買うお金というものが要らなくなり、近所の近郊農家の朝市も野菜がいっぱいになり‥‥最近は、安上がりにかつ大変美味しくしています。

1本100円の葉付き大根は特に気に入っていたのですが、それは、ついにおしまいになってしまいました。で、最終日は規格はずれの型をした大根が山積みになりました。

二股大根を買って帰ったのですが、下の子が大喜びしました。「千と千尋の神隠しでエレベーターに乗ってた大根だあ〜」と言って(覚えていますか?確かに乗っていました)。

ジブリ映画は、日本人がかつて自然に目にしていたのに、いつの間にか消えたり、隠されたりしてしまったものを随所に縫い込んでいますよね。