| プロフィール 河合 蘭 公式サイト |
| 岡本正子さんのお釜 | 2005/5/30 | |||
東京・国分寺の矢島助産院などで妊婦さんや育児中のお母さん達対象の料理教室を開いている岡本正子さん。写真は、その岡本さんが結婚以来毎日ご飯を炊いてきたというお釜です。ピカピカに磨き込まれていて、ああ、本当にいいなあ。これを見ているだけで、岡本さんの心が伝わってくるの。 「蓋は2代目なんですよ。でも、先代のふたも、そういうものは捨てる物じゃない、って思ってとってあります」(岡本さん) 岡本さんのことは、今春出たご著書『自然のお産献立ブック−矢島助産院ウィメンズサロンの安産・おっぱいレシピ』(自然食通信社)を送っていただいたご縁で存じ上げました。折しも、断食直後のことでした。食に対する関心が、倍加していた時でした。 実は私、かつて『お産選びマニュアル』の企画書書いたとき、『助産院ごはん』の本というものも企画したのでした。私にとって、助産院出産での体験はご飯体験でもありましたので‥‥でも「いまどき、総頁カラーで安価な料理本を山ほど作っているB社などにはかなうはずない」と通らなかったのですが。 でも、今回は岡本さんにお願いして、All About「出産医療・産院選び」の食のコンテンツを作らせていただいています。 今日はおすすめレシビ集の取材をしました。この日、このお釜で炊いていたのは、炒った黒豆を炊き込んだご飯。炊きあがったら飯台にガーッとあけて、寿司酢を混ぜると、みるみるうちに、ぴかぴか輝くパープルのご飯に。「黒豆のお寿司」のできあがりです。 ウチウマやスタッフ日記で料理マニアぶりを全開しているREBORN宮下も誘って行き、手伝ってもらいました。それにしても、岡本さんと宮下さんの食材のお話は濃かった。あやしかった。ふたりの話を聞いていると、『中国大陸・謎の乾物発掘の旅』なんていうすごい本のイメージが浮かんでしまうのでした。 ご飯作りが好き、ということは、幸せね。 人生をグンと楽しくする極意のひとつですね。岡本、宮下両師匠に、私もついて行きたいと思ったのでした。 All About「出産医療・産院選び」 岡本正子さんのマタニティ薬膳(1)高めよう!食べ物の「選択能力」 http://allabout.co.jp/children/birth/closeup/CU20050531A/index.htm |
||||
| カエタノ・ヴェローゾ東京公演 | 2005/05/25 | |||
| 私の仕事部屋にあるCDはほんの数10枚。かつて音楽カメラマンだったころの1割にも満たないほんの少しの音楽なのだけど、いつも手元から離したことはない、この人−カエタノ・ヴェローゾ。 昨晩は、そのヴェローゾの東京公演に行きました。会場の国際フォーラムは、久しぶりに感じる「ミュージシャン率高いな」という雰囲気に包まれていました。 公演は素晴らしかった。日本のサンバは、悪いけれど、サンバではない。ボサ・ノヴァはボサ・ノヴァではない。ヴェローゾのバンドはかなり知性派なのだけれど、底に流れるラテンのリズム、それは熱い吐息、愛そのものです。みんなヘンに洗練されている東京にはない、そういうもの。 英語の歌もたくさん歌うのですが、やはり、ブラジルの歌が秀逸です。ポルトガル語は何を歌っているのか全然わからないんだけど、でも、すごく感動する。 となりにすわっていたブラジルのおばさんが、感極まって「わーーーっ」と叫びだした。ブラジルの人たちは、自分の愛する人のことを思い出しながら彼の歌を聴いていたのだろうか。私も、歌詞わからないけれど、そうだった。 まことにアツアツな一夜でした。終演後は夫、長女と銀座でワインを飲み、まだ火曜日だというのに午前様しました。 |
||||