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荻窪・断食明けグルメ 2005/03/26

この週末は、断食後初めて友永ヨーガ学院に行きました。断食講座でご自分も一緒に断食していた友永淳子先生のこの日の指導はノリノリでした。断食明けに感じる命の輝き、これは、小さな「再生」なのでしょう。断食をして、明けた人の心身には、新しい太陽がのぼるのです。

私もやたらと集中してしまい、終わったときは、どうしてもこうしても背骨が真っ直ぐになってしまうという、あの、なんともいえない独特な気持ちよさで一杯になっていました。帰りに友永先生が「河合さん、復食すばらしく順調のようですね、何も言わなくても、見ただけでとてもよくわかります!」と讃えて下さいました。

終わってから自然食の八百屋さん「グルッペ」で買い物をし、半日の休日出勤を終えた夫と落ち合って荻窪の「ちょっと亭」で讃岐うどんを。断食以来初めての外食です。ラーメンの有名店がひしめく荻窪ですが、ここのおうどんも本当においしい。

しかし、ほんとにちょっとの量のおうどんであるにもかかわらず、2/3杯くらいで「やばい、食べ過ぎだ、苦しい」という状態になってしまい、あとは夫が悦び勇んでたいらげてくれました。

それから、西荻の天然酵母パン屋さん「リスドォル・ミツ」へ。復食の指導では、食べてよいものは、まだ、ご飯、お味噌汁、煮たお野菜くらいなのですが、この週末からパンが食べられるようになります。それで、最初に食べるパンは、たとえ数切れ食べられるだけでも、ぜひ、ここのパンを食べたいと思っていました。

すると、着いたお店の前ではなんと整理券が発行され、数人が並んでいます。テレビで放映されたばかりだとのこと。しかし、お店の前の香りだけですでに感動してしまうここのパンは、本当に、どこまでも素晴らしいです。

日曜日、うちのDVDにこの「リスドォル・ミツ」の放映が偶然入っていることがわかりました。TBSの「夢の扉」という番組。店員をしかりとばす店長さんの映像、食べたパンを開発している映像などがたっぷり見られて、子供も夢中で見ていました。

天然酵母のパンって、実は、私、特に好きなわけではありません。一般的には。なぜなら、「自然なんだから、こうでもしかたがないのよ」という感じで、フレッシュでないものが売られたり、カリッ、フワッ、がなくてボソッとしていたりした経験が多いのです。そういうものを食べると「自然って、ガマンすること?」と思ってしまいます。

自然派だからイイ人なので、腕が悪くてもよい、というのはナシだと思います。技を磨こうとしない人、本気にならない人には、自然は微笑まないものです。

今後、少しずつ食べられるものが増えます。チーズ、豆類、卵等。肉、魚はまだ1週間くらい先なので、毎日湯豆腐なんぞを食べています。


洗濯機で鏡が割れる 2005/03/22

今日の朝は衝撃的なできごとがありました。洗濯機がガッシャーン!!という大音響を立て、あわててあけてみると、直径30センチ以上もあった大きな鏡が中で粉々に割れています。ななな、なぜ!?

洗濯かごの中に鏡が入っていて、入ってしまったらしいのですが、さあ、誰が犯人かということになり、おばあちゃんがまたヒャーヒャーとヒステリックにコーフン。

イライラしてしまった私は、(もう食べているのでイライラもできるし、怒ることも出来ます)思わず「うるさーーーーいっ!」と大声を出してしまいました。その時です。思わず‥‥ごくん‥‥と丸飲みしてしまいました。50回噛みなさい、と言われていたおかゆを。

ああ、それからの気持ち悪かったこと。胃がまったく動かないのです。ふせって、友永先生が「陣痛の時におすすめ」といっていたヨガの呼吸法「ウジャーイ」を続け(フー、ンー、フー、ン−という感じの息なんですが)、耐えているうちになんとかおちつきました。

食べているときに怒ってはいけないんですねえ。

普段はなんとかなってしまうけれど、今、私の胃は、孫悟空が三蔵法師にはめられた頭の輪みたいになっているのでした。

断食って、断食道場という泊まり込みのところでおこなう方式が多いようですが、こうして普段の生活の中でしていると、自分の生活のこともよくわかります。

お昼、電気屋さんに電話をすると「大変珍しいケースですのでわかりませんが」と言いながら来てくれて、洗濯機を点検してくれました。そりゃ、珍しかろうよ。何とかまた使えるようにしてくれました。

明日は、三蔵法師様のお心にそって朝ご飯ができますように。


復食の連休 2005/03/21

「さあ、食べるぞお!」連休の朝、始まった復食。食べるのは、1食につきおみそ汁のうわずみわをお椀半杯、10倍がゆお茶碗半杯です。

そのおいしかったこと‥‥!!今まで飲んだ中で一番おいしいおみそ汁でした。舌がとても鋭くなっているのは明らかでした。塩辛さから具の野菜の甘み、だしの複雑な旨味へと移り変わっていくその七色の変化が、グルメ漫画さながらに感じられました。

あくまりおいしくて自分が作ったものとは信じられず、子供を呼んで「ママの作ったおみそ汁って、おいしい?」と聞いてみました。「うん、おいしいよ」と言います。「で、今日のは、特においしい?」「ううん、いっつもおいしいよ」

いつも、こんなにおいしいもの食べていたんです。こんなに恵まれた暮らしをしていたんです。で、私ってひょっとしてものすごく料理がうまいのかも?!

食べてる、という感じがします。上記の量でも、腹八分目にちょうどよくいただいた感じ。午後には空手に行ってしまいました。

なぜか今日に限ってハードなお稽古でした。五重塔の下で連続蹴り、右50本、左50本、中段、上段、全部で200本‥‥これはさすがに途中で限界になりました。

復食2日目の今日は、おかゆが5倍がゆになり、お野菜の煮たものを少し食べてもいいことになります。じゃがいも、かぼちゃ、菜の花、大根などを、それぞれ本当に一口ずつ、いつもの10倍も20倍も味わって食べました。

食べないでいる幸せ

食べられる幸せ

‥‥今回一緒に断食をしたある年輩の方の言っておられた言葉です。

ただ、家族にとって、仙人状態の私は食べられるものもなく、ショッピング欲もないので、連休を遊ぶ相手としてはつまらないやつだったかもしれません。よくつきあってくれたと思います。

でも、家族も今回、なにがしかの感化を受けたようです。

8才の娘は、夕食のお魚に添える大根おろしをすらせたところ、大根が消滅するまですってしまいました。キケンなことではあったのですが、「たべものをそまつにしないの」と言ってがんばっていたので、「気をつけて」と言いながら、がんばってもらいました。