文・イラスト  宮下真沙美
苦しい時の「じゃがいもごはん」

 常備菜さえあれば、鉄壁の守りの我が家の食卓。が、常備菜がな〜んにもないって日もあります。冷蔵庫が、もののみごとにからっぽ。ぬか漬けの容器もからっぽ。そんな時に限って、何か作る気力もないほど、疲れてたりして...。こうなると、宅配ピザや近所のコンビニ、ファミレスなどが頭の中でおいでおいでをはじめます。でも、とりあえずお腹は満たしてくれるけど、疲れた体を癒してくれるわけではないものに、余分なお金は使いたくない。

 そういう場合、迷わずどんぶりものを一品作りましょう。一品だけなら、ピザ屋に電話したり何か買いに出る体力程度で作れます。後かたづけは明日にしましょう。さあ、お米を洗って、キッチンをぐるりと見渡すと・・・。ありがたや〜、じゃがいがころがっていました!芽が出て皮がしなびているけど、まだまだ使えそう・・・。やれやれ、これで助かった!


 どんぶりひとつじゃ食卓がちょっと侘びしいので、余力のある人はごはんを炊く間におつゆも作っちゃいましょう。もう気力体力使い果たして、みそ汁なんてとてもとてもという人におすすめなのは、お椀にとろろ昆布と梅干しを入れ、醤油をひとたらし、熱湯を注ぐだけのインスタントなお吸い物。動物性食品OKな方は、桜エビ散らすとゴーカ、きれい!もうひとがんばりして、ねぎでも散らしたらカンペキ。


 さあ、ごはんが炊けた!器に盛って、金ごまひとふり。目にもまぶしい、黄金色のおいもごはんの出来上がり。ボリューム感もあって、育ち盛りのお子さんも大満足。今の季節なら、新じゃがで、一層おいしいですよ
レシピ:じゃがいもごはん
〈1〉じゃがいも洗って、芽を取り去って、皮は剥かずにさいの目切り。皮つきのほ
うがおいしいですよ。

(2〉菜種油でおいもを炒め、塩味つけて準備完了。おいもには完全に火が通っていなくても大丈夫。

〈3〉あとはお酒とお醤油を加えた昆布だしを張ったお米の上に、おいもを乗っけて
一緒に炊く。

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