文・イラスト  宮下真沙美
愛しい人、汝の名は「旬の野菜のパスタ」

 パスタ料理は食事の支度を手早く済ませたい時の、お助けメニュー。我が家でも、ピンチをどれほど救われたことか。だからって、レトルトや缶詰のパスタソースをかけて出来上がりでは、イタメシならぬ、イタマシイ食卓ですよね。わたしのオヤジギャグも冴えません。
 パスタは麺類の中でも、玄米のように消化吸収がゆっくりで、からだに優しいのです。しかもそのシンプルな調理方法は、旬の野菜をおいしくいただくのにうってつけ。
 春から夏にかけてはパスタと相性の良い野菜がいっぱい!菜の花、春キャベツ、スナックエンドウ、アスパラガス、ズッキーニ。旬の野菜には、待ちこがれた恋人に、やっと出会えたようなトキメキを感じちゃいますね。



 オーガニックのエクストラバージンのオリーブオイルと全粒粉を使ったパスタ、旨味たっぷりの自然塩を使えば、満足度100パーセント。気分はイタリアンレストランのバルコニー席。レトルトじゃ、こうはいかないでしょ?
レシピ:旬の野菜のパスタ
(1)たっぷりのお湯が沸騰したところでたっぷりの自然塩を入れ、スパゲッティをぱらぱらと入れます。

(2)スパゲッティをゆでている間に具の用意をしましょう。たっぷりのオリーブオイルをフライパンに注ぎ、スライスしたにんにくを焦がさないように炒めます。焦がすと苦味が出るので要注意。いい香りがしてきたところで、きのこ(しめじ、エリンギ、マッシュルームなど)、お好みの旬の野菜を炒め、自然塩で味付けします。スライスした玉ねぎを加えれば味わいが深まるし、赤や黄色のパプリカは、甘みと彩りを添えてくれます。でも、春キャベツの場合は、是非単品で味わってみて。シンプルパスタの王様。春キャベツには、絶対火を通しすぎないでね!

(3)野菜が炒められた頃にスパゲッティがゆで上がるタイミングがベスト。ざるに取ったスパゲッティは、あまりお湯をしっかり切らずに野菜にからめ、お皿に盛ったら松の実や海苔など散らして出来上がり。

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