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『おとうさんがおとうさんになった日』 長野ヒデ子著  童心社 2002  ¥ 1,365(税込)   ISBN978-4494008971

REBORNコメント

舞台は、3人目の子がもうすぐ生まれるお家。お父さんは休暇をとって自宅待機。上の2人の子どもに、お父さんになったときの気持ちを語ります。

や がて助産師さんがやってきて、家族みんなで赤ちゃんを待ちます。お母さんはお父さんの手を握って四つんばいで産みます。生まれるところをじっと見守るこど もたちの顔、介助する助産師の手、おっぱいを飲む赤ちゃん、優しくみつめる猫、あったかい生活そのものです。生まれる時は、誰もがこんなふうに望まれて喜 ばれて生まれてきたのかなって、心がポカポカしてきます。

『おかあさんがおかあさんになった日』(童心社)の姉妹絵本です。作者長野ヒデ子さんは、何年も自宅出産を取材されて創られたそうです。子どもがお産に立ち会うこと、自宅出産、助産院出産の様子をイメージするのにはもってこいの絵本です。

(REBORN ・熊手麻紀子)

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おとうさんがおとうさんになった日 (絵本・こどものひろば)


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