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プロフィール |
カフェで仕事するもヒロシ的状況に陥る | 2005/06/21 | |||
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マサミです。家では集中できないので、仕事をするためにここ数日近所のカフェを点々としました。原稿料より飲食代のほうが高くつきそうです。 マサミです。お洒落なカフェのイケメンの店員さんがこちらをちらちらと見るので、どきどきして仕事になりませんでした。お店が混んできたので長っ尻の客に「早く帰って光線」を送っていただけでした。 マサミです。コーヒーおかわりし放題のお店で、店員さんに声かけられるたびにおかわりしていたら、お腹ががぼがぼになって具合が悪くなってしまいました。タダでおかわりばかりじゃ悪いので、つい食べたくもないケーキを注文して余計に気持ち悪くなってしまいました。 マサミです。流行のカフェではGパンのボタンをはずすのがためらわれて、お腹の締めつけが気になって仕事に身が入りませんでした。勇気を出してボタンをはずしたら、お店を出る時はめるのを忘れてそのまま外に出てしまったとです。 マサミです。隣の席の人の話が面白すぎて、仕事どころではありませんでした。 マサミです。まんがの原稿を描いていると無意識のうちに描いているのと同じ顔をしてしまい、周りのお客さんに恐がられたとです。 マサミです、マサミです、マサミです...。 |
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赤い実食べて青ざめる | 2005/06/20 | |||
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保育園へ歩いてゆく途中、木になっている赤い実をみつけた。いくら色の、だがいくらの倍ほどの大きさで表面がとげとげした実だった。 ひとつもぎとってみると、指先にいくらのようなねとつく汁がついた。子どもに実を渡した後、その汁をなめてみると、ほんのりと甘い。「甘〜い」。母が思わずそうつぶやいた次の瞬間、子どもがなにやら口元をもぐもぐさせている。 「あ〜〜〜!!食べちゃったの!?」あせる母に子どもはにこにこしながら「おいしいよ」と言う。そっかー、おいしいのか。おいしいならハラこわすことはないかなあ?どうも、手の届く範囲に実がなかったところを見ると、通りかかった人たちが採っていったと思えなくもないし...。 と、自分に言い訳していたら、子どもが再び言う。「だんだんおいしくなくなってきた」。えええ〜〜〜!?またもや焦りはじめた母に、とどめの一発。「なんか、ぬるぬるする〜」。そのまま保育園に送っていったが、内心ひやひや。夕方迎えに行ったら元気だったのでほっと一息ついた、うっかりものの母であった。 ありとあらゆるものを食べている人類だけど、きっとこういう小さい子らが、飢餓の中仕方なく、または好奇心いっぱいにあれもこれも口にして、時には命を落とし、そうしたたくさんの犠牲のもとに今の食生活があるんだろうな、と思う。 私は菜食だが、なぜそんな選択をしたのかというと、そもそもは大食で悪食なのでそれをセーブするためだった。そして今ではおいしくて楽しいから。肉や魚をいっさい口にしなくても困らないし、家族からも文句は出ないと思うのだが、それでも「絶対に口にしない」というルールはあえて自分に課さないでいる。 それは、食のバリエーションを増やすことで生き延びてきた人類の歩みの、その過程で失われた命を思ってのことなのだ。 |
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