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プロフィール |
ああ、おっぱいさま、おっぱいさま | 2005/04/26 | |||
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このところ、「妊婦の『ぷ』」の単行本のための作業に追われている。 どんなことをしているのかというと、まず、作品のセリフや絵の見直しがあるところの修正。これは通常、まんがの単行本を出すにあたっては必ずある作業。 それに加えて、自分のお産体験記の描き下ろしページの制作。さらに、夫にカバーデザインを頼んだところ、「自分の本なんだから、アイデアを出しなさい」と言われ、デザインに必要なイラストも作ることになったり、紙の種類を検討するのに立ち会わせてもらったり。ちょっとしたデザイナー気分も味わっている。 時間もたっぷりあるし...と、のんびり仕事を楽しんでいたら、下の子が日曜日の朝から嘔吐と下痢に見舞われ、たちまち大忙しになってしまった。 30分から1時間おきに吐くので、洗面器とはすっかりお友達。息子の世話でてんてこ舞いの私のそばで、なんか猫まで吐いてるし。でも、実はこの消化器系に難ありの猫の闘病生活に何年もつきあった経験のおかげで、慣れない息子の嘔吐下痢にもキレずに対処できた私。 ホント、10年近く子育てしてきて、病気の子どもの看病で疲労困憊したことってこれまでになかったなあ...。 いや、1回か2回はあったような。でも...ああそうだ、まだ授乳中だったので、抱いておっぱいさえ飲ませていれば安心で、それでなんとなく乗り切ったのだった。 そのありがた〜いおっぱいは昨年卒業してしまってもう頼ることができず、食事もとれず水分も全部吐いてしまうという子どもの状態に、今回はすっかり心細くなってしまった。夕方病院に連れて行ったところ、幸い薬で吐き気と下痢は日曜日のうちにおさまったが、2日経った今も熱が続いて食欲はない。 おっぱいは偉大だったなあと改めて思う。 |
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息子、ごはんを炊く | 2005/04/22 | |||
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上の子も小学4年生。ぼちぼちカラダも大きくなってきたので、今年は本格的に台所仕事を教え込もうと思っている。 せっかく男の子を授かったんだもん、ごはんを作るのが上手で、好きな仕事に打ち込むイイオトコに育ってもわらなくっちゃね。これからはイケメンじゃなくってイケメシよ。そうすりゃ素敵な伴侶にだって恵まれるだろうし、伴侶がいなくたって、人生充実することだろう。 子どもをもっと小さい頃から台所に立たせる人もあるかと思うけど、うちではこれまではせいぜいおままごとに毛がはえたような手伝いしかさせてこなかった。 サイズの合わない台所や道具を使うのはそれだけで子どもには大きなストレスだと思うので、自分で一品作れるように教えるのは、ある程度大きくなってからで十分だと考えたのだ。週末に常備菜をまとめて作るとき以外、普段の食事の支度は救急病院の手術室のようにスピード第一なので、子どもに邪魔されたくないという私の都合もあったのだが。 なんと言っても基本はごはんとみそ汁。ということで、つい2、3日前に息子に圧力鍋でのごはんの炊き方を教えた。 そしたら、今日、仕事の打ち合わせと息子のお絵かき教室の展覧会の受付の担当で、いつになく疲れて食事の支度をしたくない状態だった私に代わって、息子はさっそくごはんを炊いてくれたのだった。 教えた手順はほぼ覚えていて、塩をひとつまみ加えることを忘れて母に促された以外は、カンペキ。炊きあがりもおいしく、お茶碗への盛りつけなんか、ついてんこ盛りにしちゃう私より上品だったかも。 何でも兄と張り合おうとする下の子は、兄がよそったごはんのお茶碗をせっせと食卓に運ぶのを担当して自分の存在をアピール。 満足げなふたりはケンカもせず、普段よりずっと平和な食事風景となった。 |
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