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プロフィール |
持ち寄りパーティー | 2005/04/17 | |||
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仲良しのご近所さん一家が、近くに新築されたマンションにこの春引っ越してしまい、ちょっと寂しくなった。徒歩1分が徒歩10分になっただけなんだけどね。 そこのお宅の一番下の子とうちの上の子とが、同じ保育園に通っていたことで知り合い、奥さんがフリーのイラストレーターで、夫婦の年齢もほぼ同じということもあって、なにかとウマが合うのだった。 子ども一人に振り回されて四苦八苦だった私は、すごく活発な3人娘のいる家族を上手に切り盛りする彼女に、たくさんの元気を分けてもらってきた。大人数ぶんの料理を手早くしかもおしゃれに作る様子には、いつも感心させられてきたのだった。 今日はそのお別れ会が、近所のガーデニング仲間の計らいで開かれ、我が家も家族で出かけた。このお仲間は元々は子ども会の活動で集まった人々が中心で、団塊の世代が多い。夏祭りその他の、ご近所コミュニティーを引っ張る元気で行動的な方達だ。 我々夫婦はちょっと世代が下だけれど、こちらに引っ越してきた当初だけはまめに植物の手入れをしていたのに目を付けられ、お仲間に引っ張り込んで頂いたのだった。 とにかく、みんなで一緒に何かをやりましょーー!!というパワーにはいつも圧倒されっぱなし。やっぱり世代間の感覚の違いってあるなあと思い、それでそれに負けないパワーを持ったイラストレーターさん一家を、仲間に誘い込んだといういきさつがある。 この集まりはいつも料理を持ち寄る形式で、私はこのスタイルが大変好き。いろいろな方の手料理をいただき、レシピを交換し合うところでまたまた話が盛り上がったりするところが良いのだ。 残念ながら、同世代の集まりになるとこれがなかなか難しい。作る人とそうでない人とにキッパリ分かれてしまうので、集まるとなるとどうしてもお店でということになってしまう。何事もほどほどにというおつき合いの温度は、こちらのほうが性に合うのだが。 食へのパワーが、やはりそのまま生きるパワーにつながるのだとつくづく思う。うちは子連れだったので私は早々に引き上げさせてもらったが、パワー世代の宴会は延々と続いて、これに最後までつきあった夫はギブアップ。 |
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スペイン料理とおたまと水あめ | 2005/04/16 | |||
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友人の建築家とガラスデザイナーの夫婦が、事務所のオープン記念パーティーに誘ってくれたので、こちらに戻っていた夫と共に自由が丘まで出かけた。 このご夫婦、建築家である夫氏のほうは私の夫と以前同じ会社に勤めていたことがあり、奥さんのほうは私の学生時代の友人。だが、ふたりの出会いは私たち夫婦とは全く別のところで生まれ、ある日届いた結婚パーティーの招待状を見て、理解するまでしばらく時間がかかったのだった。 パーティー会場はアットホームなスペイン料理の店で、料理もお店の人のもてなしぶりもいい感じ。会を催してくれた友人夫妻の人柄か、集まったメンバーも楽しく気さくな人々で、お招き頂き感謝感謝であった。 自由が丘なんてめったに行かないので、お開きのあとは夫とふたりで街を散策。夫はカエルグッズ専門店で「カエルのおたまじゃくし」をゲット。えーっと、生ものではなく、みそ汁とかをよそうアレです、それがカエルの形になっているというもの。 街歩きを堪能した後は先ほど一旦別れた友人宅にまで足をのばし、そこでまたまたおなかいっぱいになるまで手料理をいただいた。 ここの家の一人息子くんは、目下「一休さん」のお話に出てくる水あめに夢中とかで、夕食前にお母さんにスプーンにひとさじすくってもらった水あめを大事そうになめなめ、たくさんごはんを食べた後もまたなめなめ。 そのしあわせそうな様子を見ていたら思い出したが、そういえば子どもの頃って、本に登場する食べ物ってあこがれたものだったっけな。「クリスマスキャロル」はすごいごちそうがこれでもかと出てきたけれど、いまひとつピンとこなかったなあ。「芋粥が飽きるほど食いたい」というセリフに、そんなにおいしいものなら私も食べてみたい!と思ったのは何の物語だったのか。今思うと、芋粥は芋粥だよね...。 楽しいひとときを過ごし、ジジババ宅に子どもたちを迎えに行くと、こちらには昼間子どもたちが取ってきた、本物のおたまじゃくしが待っていた。 |
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