プロフィール   

庭仕事 2006/03/15

沈丁花が、今を盛りと咲いている。花はつけたものの情けなく下を向いていたクリスマスローズも、ここ2、3日で急に元気に立ち上がってきた。雑草さえも、白い可憐な花を咲かせて春の演出に一役買っている。

さあ、これからしばらくの間は、庭で過ごす時間が増えることだろう。下の子もずいぶんと手が離れて、昨年あたりからようやく植物の手入れに時間を取れるようになってきた。子どもの成長とともに、少しずつ見栄えがするようになってきた、我が家の庭である。

その一方で、ご近所の見慣れた庭が、ある時急に変わる様子もいくつか目撃した。

息子が通う小学校へと続く、なだらかな坂道に連なるよそのお宅の庭を、夫と一緒に勝手に格付けをして「金賞」と「銀賞」を選出していたのだった。どちらの庭もセンスが良く、季節が変わるごとにさまざまな花が植えられて、その前を通りかかるたび、ちらりとのぞき見るのが小さな楽しみだった。

それが、はじめに変わったのは銀賞の家だった。住民が入れ替わったらしく、フェンス越しに見られたみごとなバラはたちまち虫食いだらけとなり、やがて短く切られてしまったのだった。

その後も長らく、金賞のお宅は他のどこよりもセンスよく手入も完璧だったのだが、昨年春、突然一切を放棄したように荒れ果てたかと思ったら、植木鉢はすべて撤去され、庭木もすっかり刈り込まれてしまったのだ。

いつもきちんと揃えられていたサンダルさえ、脱ぎ捨てられた状態で何日もそのまま。いや、それまではサンダルの存在を意識したことなどなかったのだけど、殺風景な庭に放置されると妙に気に掛かるようになったのだった。

金賞の家の庭の主は、よく庭に面した窓に向かってなにやら書き物をしている人なのだが、その姿は変わらないのに庭だけに起きた大きな変化。ご家族が病気なのだろうか、あるいはお仕事が忙しいのだろうか。挨拶も交わしたことのない人の暮らしが、なんだかとても気になってしまう。

植物相手の庭仕事。それは、小さい子を育てるのと同じくらい、気持ちや時間を注ぎ込むものだと思う。だから、のっぴきならない家庭の事情で手がまわらなくなってしまったら、子育てと違って余暇の楽しみであるそれは、放棄せざるを得ないのだろう。

もう金賞ではなくなってしまった庭。そのお隣の庭が、今度はここ1、2年の間に急に見違えるようにきれいになってきている。


寒い 2006/02/28

久々に寒さが戻ってきた。空気がほんのり暖かくなって湿り気を帯びてきて、庭の沈丁花のつぼみがほころびはじめるとともにちょっぴり緩んできたカラダには、こういう揺り戻しが堪えるものである。


先の日記にも書いたように、冬はいつも防寒下着もマウンテンパーカーもアウトドア仕様で乗り切っている。流行の、カラダのラインがわかるようなカッコよさとは無縁な、いや、それどころか山賊の風体に近いような、ひたすら実用一点張りの防寒具。

それで何をするかというと、保育園の送り迎え。たかが送り迎え、されど送り迎え。

いいんである。なにしろ私、寒いと狂暴になってしまうんである。

ほら、よくいるでしょ?夏になると汗だくのランニングシャツ姿で「暑い、暑い!!」と怒っているおじさん。あれの、冬バージョン。仕事の打ち合わせなどで都心に出る時くらいはと、ちょっぴり薄着で出かけた日にや、地元の駅に降り立ったとたん、あまりの寒さに耐えきれず、悪態つきながら家路を急ぐコワイ人になってしまうんである。

なので、一日保育園でいいコしてくれてた我が子を迎えに行くときは、ニコニコしていられるように重装備。懐は寒くても、とりあえず服装が暖かければ良いということで。



パッチ 2006/02/22

>REBORN浅野「レッグウォーマー」、REBORN北山「腹巻」ときたので、私は「ババシャツ」で決めてみようかな(^^;

という三宅の発言を受けたら、私はやはりパッチ担当ということで。
パッチ:ももひきの、長くて足首まであるもの(by広辞苑)

真冬にスカートはいてるあなた、お洒落もいいけど御身御大切にね。寒い時にはパンツがお勧めかと。人生長いんだから冷えには若いうちから充分気を配って、快適に「女」を満喫しましょ。スカートはくんなら、足下はブーツ。今シーズンは流行ってヨカッタね。

ババシャツとセットで、私はアウトドア仕様のパッチを愛用。皆が凍えて死にそうでも、ひとりへっちゃらな私。なんたってあなた、山で命預けられるしろものですもん、都会の冬なぞなんのその。

細身のパンツの下にはシルク素材のがお勧め。摩擦が少なく、膝の曲げ伸ばしが楽。タイツより、断然暖かいですぞ。











SOLO REBORN 目次へ

OLIVE-DESIGN-CGI
Simple Olive Diary2 Ver1.0