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手のかからない器用な子 2005/12/06

他のスタッフの皆さんの日記に対して、即行コメントしたくなることって結構多い。個メールしたり、REBORNのMLに流したり、会ったり電話したりした時に直接話題にしたり。タイミングを逃して結局そのままということも多い。

白井さんの爪切り120本には、数字に弱い私は全く疑問を持たずに「ああ、3人ぶんだから120本ね。」と思っていた。三宅さんのつっこみにもまだ気づかず、単純にその多さに驚いているだけだと思ってました。とほほ。指の数はひとり20本だったっけ...。

ひとりでおしりをふける平均年齢は5歳??ふう〜む、下の子は5歳の誕生日がまもなくという、最近になってふくようになったから、平均的な子なのね。もっとも、ホントはふけるくせにおかあさんにふいて欲しいという甘えから、長らく自分でふかなかったフシがある。

それをなんとかせにゃ、と思って、トイレからヤツの「うんち出た〜〜〜」という「おしりふいてコール」があっても、「おかあさん、今ちょっと手が離せないから」と言ってなかなかトイレに行ってやならなかったら、だんだんと自分でふくようになってきた。

自分でふいた場合、「すっご〜〜〜い、自分でできるんだ!!もうお兄ちゃんだねえ〜〜〜〜!!」と、おおげさにほめてやったら、もうイチコロ(死語?)、効果絶大よ、わっはっはっ。

子どもを二人持ってやっとわかったことなのだが、上の子は、実はめっちゃくちゃ器用でごはんもよく食べ、非常に手のかからないない子だったのだ。

1歳半の時には大人と一緒に鍋かこんで水炊きをポン酢醤油に大根おろしでひとりで食べてたし、おしりもふいていたし、3歳くらいでツメも切っていたように思う。パズル、積み木、ブロックのたぐいの作品は、早くから大人顔負けの出来だった。重たい大きなペットボトルから飲み物をコップに注ぐのを見ても、あぶなっかしいと感じたことはなかった。

ところが。下の子は、ボタンをかけるのがイヤでボタンのある服はたとえ飾りボタンでも一切拒否し、お洒落な服を着せてやりたいという母の希望をうち砕きまくった。ボタンつきの服はとうとう一度も袖を通さないまま、よそ様へのお下がりに。

おまえなんか、おまえなんか、休日のオヤジみたいにジャージの上下でずーっと過ごせばいいんだよっ!!と最後は開き直ったっけ。

彼はようやく最近になって、苦手なボタンを克服しつつある。トイレもしかり、食事なんかいまだに食べさせてもらいたがるし、爪切りはまだひとりではできない。兄と比べてずいぶん手のかかることよ、と思って来たが、なんのことはない、上の子が手がかからな過ぎたのだ。

手先が器用なので、心も器用かとうっかり思い込んで、思えば上の子のことはずいぶん早くから「大きい子」扱いしてしまったように思う。かわいそうなことをしたなあ。第一子に対しては、親の「早く大きくなって欲しい」といった気持ちが、ただでさえ働き勝ちなのに。

そんなことにぼちぼち気づいて、あと何年あるかわからない「素直に親に甘えられる時期」を大切にしてやりたいと思う、今日この頃なのだった。


さあ、次の仕事だ 2005/12/05

浅野さん、お世話になります。こうして毎日楽しく日記を書けるのも、他のスタッフの日記を読めるのも、オリーブさんのおかげです。まだまだお子さん小さいのだから、どうぞ無理しないでね。

さてさて。夕べは親子3人で8時過ぎに寝てしまった。そして目覚めたのは6時半。読みたい本とか、見たいテレビとか、いろいろあったのにな。しかし、貴重な睡眠であった。たっぷり寝たのにお肌がたるんでいるのは、これはもう、年のせい。

新しい週の始まりであった今朝は、冷たく透んだ空気の向こう、遠くの山々がくっきりと姿を現していた。我が家から見ると、手前の山々に邪魔されてプリン型にしか見えなくて、いつもはいまいちな富士山も、今日はきりりとした様子でひとまわり大きく見えた。

桜もいちょうもけやきも、ほとんどはっぱを落とし終え、いよいよ冬本番といったところ。午後にならないと日が当たらない仕事部屋は、ヒーターをつけてもなかなか暖まらない。寒い部屋のせいでもないだろうが、私のエンジンもなかなかかからず仕事モードにならずに午前中が過ぎていった。

次の作品のアイデアを練っている段階というのは、端から見てるとだらだらと過ごしているようにしか見えないもの。頭の中身も、ネームや下絵の段階のようにフル回転というよりは、あっちへふらふら、こっちへふらふら。ヒトのまんがを読んだり、しょーもないテレビを見たり。この状況、長引くと結構つらい。

ジャンク菓子についつい手が伸びがちなのもこの段階である。買い置きしとかなきゃ大丈夫なんだけどね。

三宅さんご紹介のスペイン風パン炒め、おいしそう。今度固いパンがいっぱいある時作ってみたいな。固くなる前に、大抵消費しつくしてしまうんだけど。スペインは初めて行った外国だったけど、本当に、食事がおいしい国だった。また行きたいなあ。


雨の日の日曜日 2005/12/04

上の子が午前のサッカーの練習を終えて帰宅した直後から、冷たい雨が降り出した。

下の子を、今日は自転車乗りに連れ出してやれなくて、かわいそうなことをしてしまったな。先週ヘルメットを買ってもらったものだから、俄然張り切っていたのに。昨日自転車乗りに付き合ったところ、だいぶ自在に操れるようになっていて、楽しくって仕方ないらしい。

今日は高校時代の友人から、彼女が所属するボーカルスクールの発表会に誘われていたのだが、たまっていた疲れと子守の手配の煩わしさ、それに加えてこの天候と...で、結局渋谷のライブハウスまで夕方から出かけるのがおっくうになり、せっかく送ってもらっていたチケットを無駄にしてしまった。いそいそと出かけたら、久しぶりのミニ同窓会になっただろうに。友よ、ごめんね。

土曜日のおかたづけ料理の次、日曜日は常備菜作りの日である。ごぼう、れんこん、にんじんのきんぴらをどっさり、櫻井よしこ汁もどっさり。それに今週宅配で届いたラディッシュとレタスを食べようと、昼食にはサラダを作って、おやつにはりんごのケーキを焼いて...。

黙々と台所に立つ母の傍らで、上の子はビーズで親子3人ぶんの指輪作り(お父さんのはサイズがわからないのでまた今度)、下の子はせっせとお絵かきをしては兄と母とにプレゼントしてくれた。悪天候の日曜日だったが、のんびり気ままに過ごしたのだった。

それにしても。各地で相次ぐ幼い女の子の事件を思うと、何をしていても心がざわつく。犠牲になった子たちや親の気持ちもさることながら、そういうことをしてしまう犯人が、どんな子ども時代を過ごしてきたのだろうと思うと、またやりきれなくなるのだ。

繰り返し犠牲者を出して、ようやくこの国も犯罪者には罰則だけでなく再犯防止のために教育を、という方向に動き出した。専門家も予算も足りないのかもしれないが、そういうことになら税金を使ってくれても良いと思う。

愛する人と喜びを分かち合うはずの性、次世代に命をつなぐはずの性が、人の命をおびやかすものになることを、なんとか絶って欲しい。








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