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おかたづけ料理にもひかないでね 2005/12/03

今日は日記の更新者が多くってうれしいな。スタッフの皆さん、たくさん書いてね。読むのを楽しみにしてるんだから。

白井さんの日記、「ひかないでね」とあったので、つい先日、親子して車にひかれかけた身としては、そっちの話題かとどきり。なあに、あれは生活の知恵ってもんです、皆ひきませんって。

私は食器はためるとストレスになるほうなので、食洗機を導入して久しいけど、電話に出ないというのはすでに実践している。最近決断してストレスから解放されたことのひとつに、「読まずにためてしまった新聞は読まなくても良しとする」というのがある。

決断直後に白井日記で、読んでいない新聞の山が家にふたつあるというのを知って一瞬決意が揺らいだものの、読んでいない新聞の山から受けるストレスはやはり私にはかなり苦痛なので、せっかくの決断を曲げるのはやめにしたのだった。

さて。夫という育児における頼みのパートナーが普段不在になってから、足りない時間は土曜日も下の子を保育園に預けて確保することが増えた。今日は久しぶりに登園しない土曜日となり、子どもがうれしいのはもちろん、送り迎えがないぶん私も気ラクでうれしい。

朝食は週末恒例のおかたづけ料理で、冷蔵庫に数日前から入りっぱなしのごはんを昆布だしでぐつぐつし、アコルトのパンのすっかり固くなったはじっこもちぎって入れ、切り干し大根煮とカボチャサラダの残りも入れ、豆乳を仕上げに加えて切り干し大根とカボチャのクリーミーリゾットと称して出してみた。

これもまた、「ひかないでね」かなあ。でも、苦し紛れのネーミングを裏切らない出来だったのよ。

100パーセントオーガニックの天然酵母パンという、作り手がそれはそれは努力して作ったもの(材料の確保からして大変だそうです)は、たとえ固くなったはじっこでも無駄にしたくないのだ。(お値段もすご〜〜く、いいしね。)

そこでケーキの材料にしてみたり、スープやおかゆなどにしのばせてみる。

パンがゆって離乳食でしょ?と思うなかれ。パンづくりはもともと、麦の保存手段でもあった。保存度を高めるために二度焼きされたコチンコチンのパンなどは、くだいておかゆにされて食されてきたのだ。

パンとはそういうもの、ということを知っていれば、固いパンの利用もなんのそのである。どんなに時間が経とうがいつまでもふんわりしっとりもちもちし続けている口当たりの良いパンは、我が家ではお呼びでないのだ。

お昼は大根菜めしに、里芋とおでんに入れた大根の面取りをした部分の味噌汁、同じくおでんに入れた大根の皮のぬか漬け。冷蔵庫のおかたづけは順調に進む。

さすがに3食おかたづけは自分自身がひいちゃったので、夕食はほうれん草ときのこと鮭のクリーミーパスタ。秋に解体した鮭を使うための献立。我が家で乳製品的役割を務めるのは玄米粉や雑穀などだが、今日は冷蔵庫にあった豆乳を使用した。味付けは白味噌。 

何を食べようあれを使おうなどと思いをめぐらしながら、今日は方々に出す宅急便やら郵便物やらを作り、たまっている帳簿の整理をした1日だった。


櫻井よしこ汁活用法 2005/12/02

今朝、夫は7時過ぎに家を出て、また西へと帰っていった。おとうさんを見送るために、子どもたちもいつになく早起きし、おかげで私は今週二度目のプール通いをすることができた。

家に戻ると紙REBORNの初稿の校正をした。担当ページの原稿に協力してくださった方々とも連絡を取らねばならず、思った以上に時間がかかった。

3時半過ぎに、小学生の息子がうれしそうに帰宅。奥歯が抜けたのだという。昨年治療した歯だったので、もう抜けてしまうなんてちょっぴりもったいないような気もしたケチな母。今日は、クラスメイトのひとりも奥歯が抜けたらしい。

下の子のクラスでは、からだの大きい子たちがぼちぼち前歯が抜け始めている。兄や保育園のお友達の身に起こっているこの現象に、まだ未体験の下の子は、不安でいっぱいの様子である。

歯が抜けた上の子のために、今夜の夕食は櫻井よしこ汁をお醤油味にして、うどんを作った。

そうそう、「櫻井よしこ汁の味噌汁以外の活用法を教えて欲しい」というメールをくださった方、ありがとうございます。こんな日記を読んでくださる方が(スタッフ以外に)いらっしゃるとは!!「妊婦の『ぷ』」もお買い上げいただいたそうで、感謝感激でございます。

さて、櫻井よしこ汁。味噌味、醤油味がオーソドックスなところで、お醤油味ならうどんやおもちを入れたりすいとんにしたり。

寒い季節は葛粉を解き入れてとろみをつけると、体が芯からあったまる一品に。

白味噌仕立てなら、京風のお雑煮にも変身。

11月19日の日記のように韓国風にも...。

と、バリエーションは豊富なはずなのに、日記の記述に味噌仕立てばかり登場しているのは、なにを隠そう昨シーズン仕込んだ麦味噌が、それはもう、めっちゃくちゃおいしく出来たからなのだ。

いつもなら手前味噌はあちらへこちらへとあげてしまってあっという間になくなってしまうのだが、今年は味噌がめ抱え込んで、ひとりでイヒヒと言っている。


夫の帰宅とおみやげ 2005/12/01

月曜日に京都に送りだしたばかりの夫が、今日は仕事でまたこちらに戻ってきた。

1泊だけだが、それでもうれしい。私も子どもたちも大喜び。ごはんは何にしようかな。

午前中はいただきものの映画のチケットがあったので、窪塚洋介復帰後主演第一作となった「同じ月を見ている」を、近くのシネコンに見に行った。ラスト、感動要素ぶっこみすぎ、セリフで語らせすぎの感はあったが、それなりにおもしろく、ドンちゃん役のエディソン・チャンのきれいな丸刈りっぷりにうっとりしてきた。

帰宅後は、たまっていた雑用をかたづけ、ちらかった部屋をかたづけ、月曜日に上の子がスイミングのテストでもらってきた記録達成の証であるワッペンを、スイムキャップに縫いつけてスイミングに送り出し、下の子の保育園の迎えにぎりぎりで飛び出した。この季節、迎えの時間はもうとっぷりと日が暮れて、毎日のことながら心細い道のりである。

帰宅してみると、先に夫が帰っていた。あわてて用意した夕食はおでんと小松菜のおひたしと黒豆おすしごはん。黒豆おすしごはんは最近はまっていて、ちょっと出過ぎかも。

夫も子どもらもせっせとおかわりをしてくれて、作った者としては気分が良い。でも、以前なら2食ぶんはあった大鍋いっぱいのおでんが、最近は一回でほぼ完食。来るべき成長期に、一抹の不安を感じるのだった。

クリスマスツリーは買ったものの、オーナメントは予算の都合上来年以降かと思ったら、本日の夫のおみやげは金色の大玉とガラスのつららのオーナメントだった。

私としては、銀色で統一したいという気持ちがあったのだが、コンランショップで手に入れたというそれは、とても上品な金色でゆったりとした大きさも良い感じだったので、まあよしとしよう。

上の子が、「落とすと割れちゃうよ」という夫のことばにビビリながらも、さっそくツリーに飾っていた。









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