ママチャリに2児を乗せ1日平均2時間、ついでに自転車操業なものですから
    
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言葉の魔法 2011/05/30

子どもたち3人、だいぶ大きくなってきたけれど、
うちはまだ6畳和室に4枚布団を並べて、
みんな同時に床についています。

で、4歳の三男が寝入ると、私がそーっと布団を抜け出すのを、
上の2人は見逃してくれる。

「今日はもう寝られるの?」って小4の長男が聞くから、
「まだ仕事あるの。」「やってもやっても終わらないから、やんなっちゃうよ。すぐにお婆さんになっちゃいそう」って言ったら、

小2の息子に「大丈夫だよ」って。「まだ40歳じゃん」
って言われて、びっくりしちゃった。

「え?もう40歳じゃなくて、まだ40歳なの?」って聞いたら、
「そうだよ。人生これからじゃん」「僕たちのお母さんなんだからさ」って。

ひえー
小2と小4に励まされてしまいました。

ここぞという時に鮮明に思い出したいので、
日記に書いておきます(^^)


モーハウス チャリティー手ぬぐい 2011/03/25

授乳服のモーハウスさんの、素敵な手ぬぐい。
REBORNでもご紹介しました。

イベント活動基金200円を含めて1200円だったこの商品、
4月30日まで、1200円でなんと1000円が被災地応援基金として積み立てられるそうです。

http://shop2.genesis-ec.com/search/item.asp?shopcd=17230&item=8501016

ご覧になってみて下さい。

モーハウスではすでに540着の授乳服を被災地にお届けしたそうです。

落ち着かない場所で授乳する時に、少しでも授乳しやすくなるといいですね。



放射性物質のこともあり、母乳にも、人工乳にも、不安があるかもしれません。

落ち着かない時、赤ちゃんにおっぱいをあげたら、お母さんもほっとするかもしれません。
抱きしめて、見つめて、話しかけてあげてください。
ほ乳瓶や水が十分衛生的でないときは、母乳の方が安全でもあります。
赤ちゃんの感染症に対しても、母乳は非常にすぐれた経口摂取物です。
ユニセフとWHOが出した指針でも、緊急時に母乳をやめたり、離乳食で代用しようとすることは、赤ちゃんの疾病等のリスクをあげてしまうと言われています。

一方で、非日常の中で、人工乳の方が母児が過ごしやすかったり、人に預けやすかったりすることもあるかもしれません。
頻回授乳を耐え難く思ったりするかもしれません。

その時に一番いい方法が叶えられることを願っています。
また、その時に一番いい方法も、時間や環境の変化にしたがって変わっていくでしょう。

困ったことや心配なことがあったら、専門家の支援も遠慮なく受けて下さい。
日本助産師会では、「日本助産師会休園対策本部」を設置し、有益な情報を随時提供しています。
http://www.midwife.or.jp/

少なくとも放射性物質という点においては、以下の見解がでています。

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日本小児科学会、日本周産期・新生児医学会、日本未熟児新生児学会の共同見解

1)母乳栄養の児では、母親は制限なく食事を摂取し、母乳栄養を続けてください。

2)人工栄養の児では、ミネラルウォータを使用してミルクを調整することは可能ですが、煮沸し適温にしてから使用します。一部の硬水では、粉乳が十分に溶解しないことがあります。また、硬水には多くのミネラルが含まれており、乳児に過剰な負担を与える可能性があります。この場合には、水道水を用いる方が安全です。

3)離乳食を摂取している乳児では、水分摂取は離乳食からも可能なので、人工乳の量を減らすことは問題ありません。

4)人工乳のみを摂取している児で、代用水が確保できない場合には、通常通り水道水を使用して下さい。

3月24日
www.jpeds.or.jp/pdf/touhoku_6.pdf


最近見た映画 2011/03/03

最近見た映画をご紹介します。

(1)冬の小鳥
http://www.fuyunokotori.com/
舞台は1975年の韓国ソウル郊外。
9歳の少女ジニが旅行のつもりで父に連れられてきたところは、児童養護施設。

必ず父は迎えに来ると信じている少女。
だからこそ、「仮の宿」では、周囲も、仮の宿から展開する未来も、受け入れられない。
少女はもう一度、生き直すことに決める…。(あとは見てのお楽しみ)

ヨーロッパやアメリカで、韓国からの養子として取りあげられる人びとは、
「育った国」「育った者」の視点から発言していると思います。

「行く」側の、「子ども」の繊細で不安な心境を感じることができたのは、いい経験でした。

ウニー・ルコント監督は、韓国のカトリック系児童養護施設から、フランスに養子に行った女性。
初監督・初脚本の作品です。
母国語、韓国語で書かれるべきだけど、言語を失っていて、フランス語で書いたのだそうです。

サイトの監督インタビューに掲載されていた、
「ありがたみと捨てられた痛み。実の両親を思い浮かべると、コインの裏表のような感情が複雑に交差します。実父にこの映画を観てほしいとは思いますが、捜してまで会うつもりはありません。今まで父が私を訪ねてこなかったのは、父には別の人生があるということですから。」
という言葉が、胸に響きました。


(2)愛する人 Mother and Child
http://aisuru-hito.com/index.html
舞台はアメリカ。
14歳の時に妊娠したカレンは、母に半ば強制的に、子どもを養子に出されてしまう。
それから37年。
互いの気持ちが交わるかどうか…。

子どもを手放し、その子どもの居場所さえわからないカレンのその後の37年。
その娘を見続けてきた、母の37年。
育った子どもの37年。

産んで養子に出す、生みの親を知らずに育つ、ということが、それぞれの人の人生の中心に、ずっしりと影響するということ。
賢いけれど、コントロール欲求が強くて自棄的なエリザベスは非常に象徴的でした。

養子を手に入れるためにこびをうらなければならない女性。
アメリカのオープン・アドプションの問題点もまた描かれていると思います。

2つとも、まだ映画館で見られるかもしれません。
DVD化もするといいなと思います。


過去の日記
2011/02/21 2/25シンポジウムと2/26研究会
2011/01/15 不妊の社会学講座
2011/01/11 188キロ
2010/12/23 不妊当事者調査にご協力下さい
2010/12/23 講演会のご案内
2010/12/04 めんどい
2010/11/30 ラブラブ
2010/11/03 助産の歴史を知る旅
2010/10/09 第1子9歳の誕生日
2010/10/09 手帳
2010/10/03 10月は里親月間です
2010/09/02 いのちのお仕事






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