プロフィール   

助産所の医療バックアップについて 2008/04/18

無事に新年度が明けました。子どもの小学校が新築された校舎になり、壁がない学校になりました。隣のクラスの声は、当たり前ですがよく聞こえるそうです。算数の倍数の勉強で、みんなで世界のナベアツのまねをして盛り上がっているようなのですが、大丈夫なのかな・・・

最初の保護者会に行けなくて残念でした。横須賀市うわまち病院という、国立病院が公設民営となった病院に取材に行っておりました。最近、国の医療改革というか、戦後の医療政策の推移についての勉強を一度ちゃんとしたいと思っています。うわまち病院は、そのためのいい刺激をくださいました。

4月はまた、助産所の嘱託医療機関の問題で助産師さんの世界は大変でした。助産師さんたちは何とかこの問題を乗り越えましたが、本当にお疲れ様でしたという気持ちです。そして、助産所出産する女性たちも、です。かかっている助産所がぎりぎりまで提携先が決まらず、自宅出産か?転院か?と気がもめていた知人もいました。

助産所の安全性については、医師も同様ですが、助産師の免許が一度取ったらそれで終わりという終身免許であることからして課題はまだたくさんあると思います。先進的な医療を打ち出せている国では、免許は更新制が多いはずです。

ただ安全性を社会に示すと言うことは、当事者にとってはとても大変なことだし、理不尽なこともいろいろ起きます。

今回の法改正は、助産院の安全性について特定の施設、あるいは医師個人が担保するというイメージ(実はイメージに過ぎないのですが)があって、そこが、医師にも負担だし、助産所にもひとつ間違えば納得のいく評価がされない可能性があるという問題があったと思います。

また提携先かどうかに関わらず地域に縦横無尽に張り巡らされるべき救急ネットワークと、この提携のかねあいがあちこちで混乱していました。今回、この複雑な法改正をクリアするために払われた膨大な労力が地域ネットワークの進化のために使われていたら、と思ってしまうのは私だけではないでしょう。

しかし・・・今回の高いハードルによって、助産所が得られたものも大きいと思います。それは、助産所は医療とちゃんとつながっているのだと社会に伝えられたことです。

助産所で2度の出産をお世話になった者として、この法改正のクリアに尽力してくださった助産師の皆さん、そして医師会、行政の方々に感謝申し上げます。新規開業の支援も含めて今後も有床助産所の灯火を守ってください。


花寒 2008/03/31

今年の桜は寒い日や雨の日が多くて、私には好みの花です。「三寒四温」とか「花寒」といった素敵な日本語をじっくりと味わえたのが今年の春ではないでしょうか。

「AERA with Baby」が校了間近。今回は産後セックスレスをとりあげ、356人の子育て中の女性から声をいただきました。子どもの年齢が1〜3歳くらいの方たちでしたが、セックスレス率は4人に1人、性欲がない、あるいはかなり落ちていると答えた人は6割にのぼりました。非常に目立った言葉は「めんどう」でした。しかし、ごく少数の人たちは、子どもの出現で夫との関係をぐっと強め、性においても発展していました。発売をお楽しみに。

今月は雑誌の仕事に少しゆとりがあり、これぞ千載一遇のチャンス!と滞っていた単行本仕事に流れをつけました。湘南鎌倉総合病院の井上裕美先生や助産師さんたちと作ってきたお産百科は、出版元の春秋社さんに会社の一室に缶詰にしていただいたおかげで何とか脱稿。早く校正が見たい!

そしてイメジェリーの本も終えるはずだったのですが、こちらは残ってしまいました。しかし、このチャンス期、4月第1週まで続く感じなので今週は集中力をふりしぼらなければ!と思っています。

子どもの学校が始まる頃には気持ちよく新年度を迎えられそうです。今年は出したい本が何冊もあるので、うまく時間を作りたい・・・。


新しい食卓と2月の仕事 2008/02/23

2〜3年間考えていた食卓の買い換え、ついに完了。春みたいな大風も吹いていて、いい土曜日です!

下の子の週末の宿題が「お掃除をすること」だったのも絶妙でした。朝、お掃除したいところを2人でリストアップして、ひとつずつつぶしながらカリモクの新しい机が我が家へおいでになるのを待ちました。お昼ごはんは新しい机で。どっしりした木で、落ち着く〜!

忙しくなればなるほど、家がちゃんとしていることがエネルギー源となることがわかります。新しい机に癒されつつ春もがんばろう・・・

2月はベビカムとの共同プロジェクト「産科医不足と妊婦健診をめぐる実感調査 1100人の妊婦・母親の声」の報道資料約20ページの作成を中心に動きました。
http://www.digiboutique.or.jp/pub/pdf/PR080201_SankaFusoku.pdf

All About 「出産医療・産院選び」の関連記事もかなりたくさんのアクセスがありました。
◆お産難民にならない方法
http://allabout.co.jp/children/birth/closeup/CU20080131A/index.htm
◆妊婦健診を受けない人の気持ち
http://allabout.co.jp/children/birth/closeup/CU20080207A/
◆35歳異常の羊水 本当は透明できれいです
http://allabout.co.jp/children/birth/closeup/CU20080208A/

助産雑誌の連載は、本邦初の欧米型バースセンター開設を今週に控えた済生会宇都宮病院を取材しました。病院の最上階に並ぶ広々としたLDR4部屋は、私が12年くらい前にシアトルで見たバースセンターとそっくりでした。専用のクラスルーム、診察室、当直室など妊娠から産後までに必要なすべての施設が助産師ユニット専用のものとなっています。これまでの院内助産院のイメージ「産科医不足の対抗策」をがらりと塗り替える未来指向の大型ミッドワイフリーサービスがいよいよ登場です。

NHK大阪「もっともっと関西」にスタジオ出演し、その足で関西取材もしました。六甲の亀田マタニティレディースクリニックには予想通りのゆるやかな自然出産時間が流れていました。最近新しいクリニックへ行くと、院長のコンセプトがはっきり現れていて、日本のお産の近未来を教えてもらえる感じがします。

大阪府立母子保健総合医療センターでは、今度小児救急の取材をするのでそのリサーチにご協力いただき、また英国にいらした先生からは英国のNICEというところで出している正常出産取り扱いガイドラインについて教えて頂きました。


過去の日記
008/01/20 桝添大臣と長野県飯田の1日
2008/01/16 産む人にできることって何だろう
2007/12/29 不思議な一本の糸
2007/11/19 冬の到来
2007/11/13 小学生どうし
2007/10/22 講演会が続きます
2007/10/16 今年の金木犀
2007/09/10 二学期始まり
2007/08/19 アジア性教育学術会議
2007/08/15 旅立ち
2007/07/06 『助産師と産む』発売
2007/06/15 大学病院の一日
2007/05/23 『助産師と産む』脱稿しました
2007/04/07 ちょっと脱出
2007/03/31 釜石と遠野へ
2007/03/23 春分の日の朝陽
2007/02/11 サクラサク
2007/01/20 センター試験のあるウィークエンド
2007/01/07 裸足で走る
2007/01/01 元旦のお湯
2006/12/27 雷、落ちた!
2006/12/20 玄米のこと
2006/12/07 「24時間労働」を体験
2006/11/14 筑紫哲也さんのニュース23に行く
2006/11/09 希望学サロン
2006/11/02 うれしいこと
2006/10/28 2度目の断食とよみうりテレビ出演
2006/10/06 大雨の金曜日
2006/09/27 新しい芽
2006/08/25 無資格者の内診






SOLO REBORN 目次へ

OLIVE-DESIGN-CGI
Simple Olive Diary2 Ver1.0